タイ生活の幸福度が上がる!バンコクのマッサージ完全攻略ガイド

「タイ移住の楽しみは何ですか?」

もし誰かにこう聞かれたら、僕は間違いなくトップ3に「マッサージ!」と答えます。

タイに暮らし始めてから、マッサージは僕の生活には欠かせない存在でした。

疲れた時、ちょっと時間を潰したい時、ふらっとマッサージ店に立ち寄って1〜2時間体をほぐしてもらう。終わった後に温かいお茶を飲みながら、「あ〜、やっぱりタイって最高だな…」と実感(笑)。この瞬間が、タイ生活の幸福度をぐっと上げてくれているんですよね。

でもバンコクって、本当に“犬も歩けばマッサージ店に当たる”と言っても過言じゃないくらいマッサージのお店だらけ。逆に多すぎて選べないし、「ローカル店って清潔なのかな?」と不安もありますよね。

そこで今回は、単なるおすすめ店のリストじゃなくて、移住後のあなたがマッサージを心から楽しむための「完全ガイド」として、基本からお店選び、そしてちょっと通な楽しみ方まで、僕の経験を全部詰め込んでお話ししようと思います!

見出し:これだけは知っておきたい!タイマッサージの基礎知識

まずはお店のメニューを見て「???」とならないように、これだけは知っておきたい基本をざっくり押さえておきましょう。

主なマッサージの種類

お店に入ると大体この4つがメインメニューです。

タイ古式マッサージ

これが基本の全身マッサージ。指圧で筋肉をほぐすだけじゃなく、グイーンと体を伸ばすストレッチが多いのが特徴です。「二人で行うヨガ」なんて呼ばれたりもします。終わった後のスッキリ感が半端じゃないんですよね。

フットマッサージ

足裏のツボ押しから、ふくらはぎ、膝下までを揉みほぐしてくれます。椅子に座ったまま気軽に受けられるので、街歩きで疲れた時なんかに最高です。

オイルマッサージ

アロマオイルを使って、滑らせるように全身のリンパを流していくマッサージ。リラックス効果が抜群で、うっかり寝てしまうこともしばしば(笑)。

ハーバルボール

たくさんのハーブを布で包んで蒸した「ハーブ玉」を、ポンポンと体に当てていくタイ伝統の治療法。ハーブの香りと温熱効果で、体の芯からじんわり癒されます。

気になる料金相場

料金は本当にピンキリですが、だいたいこんな感じです。

街のローカル店:1時間 250〜400バーツ

有名チェーン店:1時間 500〜700バーツ

高級スパ:1時間 1,000バーツ〜

移住者の多くは、普段使いの安いローカル店と、自分へのご褒美や日本から来た友達を連れて行く時用のちょっと良いお店を使い分けている感じですね。

バンコクおすすめマッサージ店ガイド

さて、ここからが本番です!無数にあるお店の中から、僕のおすすめをご紹介していきます。

アットイーズ (at ease)

在住日本人の間では「駆け込み寺」的な存在。日本人オーナーが経営しているだけあって、清潔さ、接客の丁寧さ、そして技術の高さ、どれをとってもトップクラスです。ハズレが本当に少ないので、マッサージで嫌な思いをしたくない初心者が最初に訪れるべきお店だと思います。僕も色々なローカル店を巡りましたが、結局ここに帰ってくるんですよね。

ヘルスランド (Health Land)

タイで最も有名なチェーン店といえば、間違いなくここでしょう。どの店舗も大型店舗で、初めて行くと、「うわっ高そう!お財布が心配…」と入店を躊躇するかもしれません(笑)。

一番の魅力は、この高級感なのに料金が意外とリーズナブルなこと。しかもタイマッサージは完全個室なんです。このコスパの良さは、一度は体験してほしいですね。

アジアハーブアソシエーション (Asia Herb Association)

こちらも日系の人気スパ。ここの代名詞は、なんと言っても自社農園のオーガニックハーブを使った「生ハーバルボール」。ハーブの濃厚な香りに包まれながら、温かいボールで体をじっくり温めてもらう時間は、まさに至福…。タイならではの体験をしたいなら、絶対に外せないお店です。

ポータイマッサージ39 (Pho Thai Massage 39)

ここはタイマッサージの総本山「ワットポー」のマッサージスクールの流れを汲む実力派。受付は日本語が通じるので、安心してローカル店の雰囲気を味わうのにぴったりです。

レックマッサージ (Lek Massage)

スクンビット界隈を歩いていると、必ず目にする人気チェーン店。どの店舗も安定して技術レベルが高いので、在住者のファンも多いです。僕も昔、お気に入りのマッサージ師さんがいたのでよく通ってました。安心して身を任せられるお店の一つですね。

レッツリラックス (Let’s Relax)

タイを代表するスパチェーンです。デパートの中や空港にも店舗があってアクセスも抜群。料金は今回紹介する中では一番高いですが、その分サービスも技術の平均レベルも高いです。

【番外編】ホイクワンの深夜マッサージ

ここからはちょっと上級者向け(笑)。MRTホイクワン駅周辺には、明け方までやっているマッサージ店がたくさんあるんです。夜遊びした後や夜型人間には本当にありがたい存在。

料金も安くて、中にはとんでもなく上手い「当たり」のマッサージ師さんが隠れていたりします。宝探し感覚で、自分だけの名店を見つけるのも楽しいですよ。

お気に入りのマッサージ師を見つけよう

マッサージは、最終的には「どこの店か」よりも「誰にやってもらうか」が重要なんです。もし「この人、めっちゃ上手いな」と思える人に出会えたら、施術後に名前を聞いてみましょう。そして次からは、その人を指名して予約するんです。これぞマッサージ通への第一歩ですよね。

覚えておくと便利なタイ語フレーズ

これだけ言えれば、マッサージの満足度がぐっと上がります。

「気持ちいい」→ サバーイ

「痛い」→ ジェップ

「もっと強く」→ ナックナック

「もっと弱く」→ バオバオ

チップの相場とスマートな渡し方

チップは義務ではありませんが、マッサージ店では、よほど最悪な体験でない限り、チップをお渡しするのが慣習となっています。相場はだいたい1時間あたり50〜100バーツが目安。施術が終わって、お店を出る際に担当してくれた方に直接「コップンカップ/カー(ありがとう)」と言いながら渡すのがスマートですね。

まとめ

今回紹介したお店をスタート地点にして、ぜひあなただけの名店や、最高の施術師さんを見つける「宝探し」を楽しんでみてください。

お気に入りの癒やしが一つ見つかるだけで、あなたのタイ生活は何倍も豊かになる。これは僕が15年間住んできて、心から断言できることです!

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